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Hofburg 王宮(ホーフブルク)
君主政治の時代、王宮は皇帝や王族そしてその君主に仕える役人たちの執務空間であり、 居住空間でもあった。
13世紀まだバーベンベルガー家の影響が強固であった時代から今の位置に建て始められ、絶え間なく改築、増設されていった。数々のウイング(翼部)が張り出し、建物同士に横方向の繋がりを築きながら銀器食器貯蔵室、宮廷内礼拝堂、宮廷図書館、舞踏会場なども含まれ 発展して18棟2,500以上の部屋数になっていったと言えよう。
その昔、城の中庭(Hof)は馬上試合や武芸競技、劇場として使用されていた。現在ここには オーストリア皇帝フランツ1世の記念像がたたずむ。 Schweizertrakt
(スイス ウイング)王宮宝物館。
スイス門をくぐるとウィーン少年合唱団のミサで有名な
Burgkapelle(王宮礼拝堂)がある。
Stallburg(シュタールブルク)厩舎。
現在はスペイン乗馬学校の馬小屋とリピッツァーナ博物館。 Amalienburg (アマリー宮)
ここはもともとRudolf 2世のウィーンでの住居として建てられたが、その100年以上のち、 在位6年で若くして亡くなったヨゼフ1世の未亡人Amalie Wilhelmineが長く住んだ宮であるためにこの名が付いた。
のちにエリザベート(Sisi)もここに住む。 Reichskanzlertrakt(宰相宮)
1723年当時のバロック建築の最高峰ヒルデブラントが設計。のちにフィッシャー・フォン・ エルラッハが手を加えた。
マリア・テレジアの宰相カウニッツの間であった。皇帝統治国の役所が1806年までここにあり、その後、フランツ・ヨゼフ1世が2階部分を住居とした。 Kaiserappartements(皇帝住居)
Amalienburg とReichskanzlertrakt の2棟を合わせて皇帝住居として公開している。 Sisi-Museumと宮廷銀器、食器コレクション。
居住空間と謁見の広間を備え持ち、宮廷銀器・食器貯蔵室まである皇帝フランツ・ヨゼフ1世とエリザベート妃(Sisi)の住居。 Lepoldinischer Trakt(レオポルト ウイング)
1666年レオポルト1世の時代に完成。
18世紀中ごろ、マリア・テレジアとフランツ1世の居室となるにあたり大リフォームを行う。
現在ではオーストリア大統領官邸。

Nationalbibliothek
オーストリア国立図書館(�NB)。ここがオーストリア国内に点在する学術的図書館の中枢であり、Prunksaalプルンクザールなど世界一美しい図書館としても有名である。
建物中央部分は英雄の広場HeldenplatzにあるNeue Burg新王宮。ハプスブルク皇帝時代はウィーン王宮図書館であり、膨大さは全世界で屈指の図書館。現在は精神科学の分野の収集に一番力を注いでいる。

国立図書館の主な任務のひとつはオーストリア国内で顕れた、刊行・出版物(電子メディアも含む)の収集と記録保存である。

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